低PBR・優待・高配当銘柄は上がっているので、それ以外で上がってない銘柄を物色。増資で下がったままのここはどうでしょう?
目次
企業概要
犬・猫等のペット向け高度医療を専門とする二次診療専門動物病院と動物検診センターの運営と臨床獣医師教育を行う企業。
指標
業績
・長期:緩やかに増収増益基調。
・短期:今期はテルコム買収により1~3Qまで増収増益。3Qの経常利益がマイナスなのは増資の手数料的な奴がかかっているから。
財務
・BS:流動比率は200%以上で問題なし。
・キャッシュフロー:近年は+ーーが多い。前期は多めに借り入れしたので投資CFがプラス。
・22年12月に第三者割当増資で8億円調達。発行価格2028円。使途は大阪院の設備投資。約14%の希薄化。
還元
・配当:なし。まだ投資の時期。
・優待:なし。
・自社株買いはちょくちょくやる。
チャート
・長期:2018年ごろからずっと下降トレンド。
・短期:昨年末は決算で上がって増資で下げ、今年二月の決算でもちょっと上がったが、その後下げ。
目標株価とトレードプラン
・とりあえずの目標は増資価格の2028円。
・チャート的に1800くらいが下値メドか。
・期中で修正はしない企業なので、ガイダンスリスクは低め。よって、現在の株価なら決算勝負もありかと。
・来期は大阪院の業績も乗ってくる&開業費・減価償却も増えるのでそこをどう見積もるか。
まとめ
・ペットの高度医療(2次診療)では唯一の上場企業、ペット市場も今後伸びることを考えるとビジネスの方向性は良い。
・初診件数、手術数などの指標も良好。業績も右肩上がり。
・増資(希薄化)により株価は下がったが、大阪院へ投資して業績が上がれば株価も戻るはず。
・成長途中の企業のため配当・優待はなく、財務もやや不安定。「また増資があるかも?」という不安はぬぐいきれない。
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