MENU
カテゴリー
アーカイブ

9414 日本BS放送

キャッシュリッチ・低PBRで、TOB期待大。利回りもそこそこなので下落中にちょっとつまんどけ銘柄。

目次

企業概要

独立系で無料のBS放送局「BS11」を運営する企業。アニメ・競馬関連強い。ビックカメラの子会社。

指標

出典:マネックス証券

業績

出典:マネックス証券

・長期:利益は上下あるものの、売上は緩やかに上昇基調。ここ数年は、番組製作費の上昇やスタジオ更新による減価償却費増、「開局15周年」に向けた広告宣伝費の増加などで減益傾向。

・短期:直近の3Qは減収減益。3Q単独では増収増益。今期の2Qで8四半期続いた減益がストップ。

・修正傾向:保守予想だけど、4Q決算発表と同時に上方修正することが多い。

・中期経営計画:「6つの力」「Value3」などの標語的なものはあるが、期間・目標収益などの数値は示されていない。

財務

出典:マネックス証券

・BS:現預金だけで総負債の7倍。不動産含み益などは無く、ネットネットでもないが、かなりのキャッシュリッチ。

・キャッシュフロー:ほぼ毎期+--でフリーCFも潤沢。資金繰りは問題なし。

・BPSの積み上がり順調。自己資本比率はすでに十分高いが、じわじわ上昇中。

還元

出典:マネックス証券

・配当:配当性向40%程度基準。

・優待:2022年8月で優待廃止。ビックカメラの商品券、使いやすくて良かったな…。

・自社株買い:しない。

チャート

出典:マネックス証券

・長期:ここ10年で見ると、一時的な上昇はあるものの、概ね900~1200での推移。

・短期:ここ半年でもほぼ横横。900~950での推移。8月始め・9月初めの下落などでは900割れも。

雑感

・ビジネス的にはそんなに伸びる感じはしないけど、いきなりダメになる感じもしない。

・今期は業績がやや回復するかもしれないけど、着地で情報修正→ガイダンス保守予想で株価には影響なさそう。

・財務は文句なし。ウルトラキャッシュリッチで自己資本比率90%はやりすぎ感。

・還元は優待廃止→配当性向40%でまあまあ。安定した業績・財務で、PBR低いからもっと上げることもできそうだが…。

・優待廃止直後からあった、「ビックカメラによるTOB期待」は継続中。配当利回りに納得できる水準で買って、放置が良いかも。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA



reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次