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23.4.28 決算メモ

2023年4月28日開示分の決算メモです。私見。個人的にウォッチしてる&気になった銘柄のみ。突如増配のエクセディ、上方修正のシミック、今期もヤバそうな竹本など。

目次

1941 中電工(4Q)

本決算は減収減益、経常赤字。海外事業投資の収益性が大幅に低下したため、持分法による投資損失等を計上。配当据え置き。

今期予想は増収増益。DOE2.7%メド。配当維持予想。来期が中計最終年度。

7278 エクセディ(4Q)

本決算は大幅減益。予想に対しても下で着地。米国子会社・国内子会社の固定資産の減損損失を計上。セグメントではATが赤字。

今期予想は大幅増益。価格転嫁すすめる。想定為替レート1ドル=132円。増配。急に90→120円配にしてきたが開示資料のどこにも言及なし。

2309 シミック(2Q)

2Qは増収増益。通期上方修正で利益2倍。コロナ関連の自治体支援業務が大幅に増加に加え、有価証券売却益33億。

ただ、5/8からコロナの分類が5類へと移行することにより、ワクチン接種案件が減少する見通し。経常利益で進捗率は85%と再度上方修正期待もあるが、来期以降を考えると今からは買いにくいか。

4345 シーティーエス(4Q)

本決算は小幅増収増益。売上高は14期連続で増収、営業利益は12期連続で増益。ともに過去最高。付加価値の高い主力商品・サービスの売上高が堅調に推移した。営業外損益でのれん減損、有価証券売却益を計上。特別損益で有価証券の評価損を計上。前中計の目標は未達。

今期予想は小幅増収増益。資材価格・人件費の高騰・建設業の働き方関連法案の適用予定などにより、建設業におけるICTの活用が進むことを期待。記念配落ちで減配予想。

新中計開示。2026年3月期に売上高140億、営業利益36億。

8793 NECキャピタルソリューション(4Q)

本決算は増収増益。前期の大型のGIGAスクール案件の反動あるも、ほぼすべてのセグメントが好調。通期予想に足してはやや下ぶれ。インベストメント事業、リース事業において与信コストの発生があったとのこと。

今期予想は小幅増収増益。利益予想を前提に20円増配。

グループビジョン2030へ向け、「循環型サービスの創出」をテーマとした「通期計画2025」を策定。数値目標などはなし。

3836 アバント(3Q)

3Q決算は1割ほどの増収増益。売り上げは増加しているが、外注費とIT費用の増加で利益率は低下。ストック売上高は順調増。人員も増加継続。

経常利益の進捗率は90%を超えているが上昇修正はなし。例年なら3Q決算と同時に上方修正だったが今年はなかった。本決算で修正するパターンか。

4248 竹本容器(1Q)

1Qは5割ほどの減益。原材料費が上がっているうえ、日本は本格回復に至らず、中国はゼロコロナ解除後も低調。3月の受注は大幅増らしいが…。

下方修正はしていないが、経常利益の進捗率は通期予想に対して10%と厳しい。前期の大幅下方修正が頭をよぎる。

6454 マックス(4Q)

本決算は増収増益。ビーポップやツインタイア関連の販売が増加。「DOE3.5 %下限、配当性向50%目標」で増配。

今期予想は小幅増収増益。海外市場での鉄筋結束機事業の成長を推し進める。タイの第三工場稼働(2023年3月)により生産能力増強(+25~75%)。想定為替レート1ドル=130円、1ユーロ=140円。

7600 日本MDM(4Q)

本決算は増収減益で着地。人工関節の償還価格引き下げ、てBKP市場への競合他社参入、3Q期間中に医療従事者不足の影響で手術の実施が困難になるなどあったが、全体的には獲得症例数増加により好調。

今期予想は増収増益。日本・アメリカとも高齢者人口は増加のため当社製品を用いた症例も拡大見込み。想定為替レート1ドル=135円。中計最終年度だが、利益面で大幅下ぶれ予想。

9143 SGホールディングス(4Q)

本決算は減収減益で着地。デリバリーは3Q後半から荷動き鈍化。2023年4月1日より運賃改定。ロジスティクスはアメリカの在庫過多により海上・航空貨物の取扱量減。

今期予想は減収減益。増配予想。自社株買い1.3%(2023年9月まで)。

9412 スカパーJSAT(4Q)

本決算は増収増益。JCSAT-1C、Horizons 3eの利用拡大。増配。

今期予想は小幅減収減益。宇宙事業は新領域における増収や減価償却費減少はあるが成長投資で費用が先行。メディア事業は既存事業の維持・改善、コストコントロールに注力。

9986 蔵王産業(4Q)

本決算は増収増益。経済活動の回復とともに実演販売活動の機会も増加。スティック型バキュームクリーナー、家庭用リンサーの販売が伸長。3月に配当方針の変更と増配を発表していたが、さらに9円増配。

今期予想は減収減益。新型コロナウイルスの感染拡大による影響が収束すると仮定。100円配予想。3年後の「70周年では別途記念配当も検討」と記載あり。

4762 エックスネット(4Q)

本決算は減収減益。売上高はアプリケーション・AMO・SOどれも好調で、過去最高だった前期と同水準。利益面では大規模AMOサービスの反動減、投資費用増加、減価償却減少などが影響。

今期予想は減収減益。顧客の統合によるSOサービスの解約予定あり。人材設備投資増見込む。配当は30円を維持の予想。

8133 伊藤忠エネクス(4Q)

本決算は小幅増収増益。石油製品販売価格の上昇で売上増。電力・ユーティリティ事業での電力小売利幅の縮小、前期のメガソーラーの子会社化に伴う評価益の反動を、産業ビジネス事業が好調で吸収し増益。

今期予想は増収減益。連結配当性向40%以上に加え、中期経営計画期間中(2023-24年度の2ヵ年)の累進配当を実施、増配予想。

8803 平和不動産(4Q)

本決算は減収減益で着地。前期開業したKABUTO ONEの賃貸収益貢献、テナント解約違約金の反動減及びテナント退去に伴う減収あり。棚卸資産売却も減。年度末におけるグループのビル空室率は4.53%。6期連続増配。

今期予想は増収減益。日本橋兜町・茅場町の再活性化、札幌再開発事業化の推進など。中計のEPS200、営業利益120億は達成見込み。今期も増配で連続増配更新予想。

6848 東亜DKK(4Q)

本決算は増収減益。計測機器事業は過去最高の受注高を記録するも、部材調達の長納期化の影響で売上高は小幅増。部材価格高騰や円安による原価率の上昇に加え、販売促進費等が増加し減益。

今期予想は小幅増収増益。部材の長納期化は続いているが、、代替部材への変更、調達ルート拡大、生産体制強化などで対応。販売価格の改定や、業務効率化によるコスト削減も進める。増配予想。

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