2023年7月27日開示分の決算メモです。個人的にウォッチしてる&気になった銘柄のみ。
カンロ、マクセル、太平洋工業、小松ウォール、愛三工業、キヤノンなど円安メリットや価格改定の進んでる企業は順調な感じですね。
4205 日本ゼオン
1Qは減収減益。半期・通期ともに利益を上方修正。
全社的なコスト削減進む。円安による為替差益拡大。
8877 エスリード(1Q)
1Qは増収増益。利益面は約2倍。不動産なので進捗率はあてにならないか。
住宅需要は底堅く、投資需要も旺盛。
2216 カンロ(2Q)
2Qは増収増益。利益面は1Qで上方修正した半期予想も上振れ。
コロナ・花粉の影響でのど飴が伸長。グミも好調維持。一部商品の価格改定・内容量の変更も実施。
1930 北陸電気工事(1Q)
1Qは減収減益。営業利益赤字転落。
大型工事の進捗が伸び悩む。
6262 PEGASUS(1Q)
1Qは大幅減収減益。とはいえ半期予想に対しての進捗率は高く、保守的すぎる感。
工業用ミシンは設備投資が戻らず。オートモーティヴは堅調。為替差益拡大。
8914 エリアリンク(2Q)
2Q決算は増収増益。経常利益進捗率は56%。
ストレージの稼働は端境期だが89%台と高水準維持。出店も順調。
9795 ステップ(3Q)
3Qは増収減益。3Q単独だと大幅減益。
入試結果が好調→生徒募集も好調。7月にスタッフへ総額3億円の特別賞与を支給。
6436 アマノ(1Q)
1Qは増収増益。進捗率は低いが1Qはこんなもん。
パーキング回復鮮明。海外も全エリア増収。
6810 マクセル(1Q)
1Qは5割増益。営業利益は進捗率27%ほどだが、純利益は45%。
車載光学部品、半導体関連製品やライセンス収入拡大。円安影響大。
7250 太平洋工業(1Q)
1Qは増収増益。通期予想に対する経常利益進捗率は37.5%。売上・経常利益・四半期純利益は過去最高。
プレス・樹脂製品事業の販売物量増加と円安効果で、バルブ製品事業の不調をカバー。
7949 小松ウォール(1Q)
1Qは増収増益。黒転。進捗率は低いが問題なし。受注高・受注残高も伸びる。
全品目で前年同期比2桁増収。オフィス向け好調。値上げ浸透。
7976 三菱鉛筆(2Q)
2Qは増収増益。2Q単独でも5割ほどの増益。経常利益の進捗率は63%ほど。売上高過去最高。
海外は順調、国内も回復傾向。
8864 空港施設(1Q)
1Qは増収増益。利益面では半期予想に対して87%ほど、通期に対しても55%ほどの進捗率。
賃貸用ホテルと事務所ビル売却→売上高・償却費減少。
8871 ゴールドクレスト(1Q)
1Qは大幅減収減益。赤転。進捗率関係なし。
大型案件の引き渡しは下期。
9037 ハマキョウレックス(1Q)
1Qは小幅増収増益。経常利益の進捗率は25%ほど。
物流センター事業は新規センターが順次業績寄与。運送事業は輸送物量低調だが価格転嫁進む。山里物流サービスを子会社化。
9782 ディーエムエス(1Q)
1Q決算は増収増益。半期・通期予想に対しては高進捗。売上・利益ともに過去最高。
DMは大型案件終了で減。セールスプロモーション・イベント好調。
9991 ジェコス(1Q)
1Qは増収増益。通期予想に対する進捗率は27%ほど。
重仮設事業で販売物件・工事の増加、単価改善あり。
7283 愛三工業(1Q)
1Qは増収増益。経常利益は35%ほどの進捗。
円安や事業譲受の影響もあり、全セグメントで増収増益。
4685 菱友システムズ(1Q)
1Qは増収増益。進捗率は低いが4Q偏重なので問題なし。
システム機器販売やシステム開発の売上増。
4206 アイカ工業(1Q)
1Qは減収増益。通期予想に対する進捗率はちょうど25%ほど。
建装建材が好調。
5857 AREホールディングス(1Q)
1Qは増収減益。営業利益ベースでの進捗率は16%ほど。
ロジウムの価格下落、貴金属回収量の減少など厳しい。
9478 SEホールディングス(1Q)
1Qは増収減益。通期予想に対しては24%ほどの進捗。
イベント事業は堅調だったが、書籍販売・広告収入が不調。
3.5%の自社株買い発表(23年9月15日まで)。
7751 キヤノン(2Q)
2Q決算は小幅増収増益。営業利益の進捗率は44%ほど。
円安に加えて堅調な需要と新製品が好評。価格改定浸透。部品不足や物流ひっ迫も改善でコスト減。
半期・期末とも10円ずつ増配。
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