2023年10月31日開示分の決算メモ。
配当政策変更のモリ工業とオルバヘルスケア、微妙な修正の愛知電機、製品自主回収のフェンオール、自社株買いのステップなど。
個人的にウォッチしてる&気になった銘柄のみ。
5187 クリエートメディック(3Q)
3Qは増収減益。3Q単独だと増収増益。経常利益の進捗率は85%ほど。
海外・OEM販売が好調。円安で輸入仕入コスト増、海外子会社の販管費増。投資有価証券評価損計上。
4956 コニシ(2Q)
2Qは増収増益。2Q単独でも増収増益。経常利益の進捗率は54%ほど。
ボンドは一般小売り向け・自動車向け・建築向けが増加。原材料価格高騰は経費削減と価格転嫁で乗り切る。工事事業も伸長。
8157 都築電機(2Q)
2Qは増収増益。2Q単独でも増収増益。経常利益の進捗率は45%ほど。
大型案件減少で受注減。受注残も減。ネットワーク・システムインフラ系の機器販売、開発・構築が好調。クラウドサービス伸長。
9600 アイネット(2Q)
2Qは増収増益。2Q単独でも増収総益。経常利益の進捗率は55%ほど。
クラウドサービスや情報処理サービス、金融業向けシステム開発案件などが好調。省エネ投資で原価低減。
8133 伊藤忠エネクス(2Q)
2Qは減収増益。2Q単独でも減収増益。経常利益の進捗率は69%ほど。
原油・LPガス価格の下落で販売価格下落。電力小売・自動車ディーラー事業好調。産業ビジネス事業は前年好調の反動減。
8076 カノークス(2Q)
2Qは増収増益。2Q単独でも増収増益。経常利益の進捗率は58%ほど。
5464 モリ工業(2Q)
2Qは減収減益。2Q単独でも減収減益。
販売単価上昇、販売数量減少。生産高減少・材料価格の低下で棚卸評価差益が剥落。
配当政策変更。総還元性向30%程度→連結配当性向40%。
直近に上方修正&増配は開示済み。
7177 GMOフィナンシャル(3Q)
3Qは増収増益。3Q単独でも増収増益。通期予想非開示。
証券・FX好調。タイの不良債権は17.2億の追加計上リスクあり。
1976 明星工業(2Q)
2Qは増収減益。2Q単独では増収増益。経常利益の進捗率は44%ほど。
海外大口減少で受注減。建設工事・ボイラ事業は国内外とも堅調。人件費・原材料価格の上昇で減益。
3%の自社株買い発表(24年3月まで)。
4345 シーティーエス(2Q)
2Qは小幅増収増益。2Q単独でも小幅増収増益。経常利益の進捗率は45%。
付加価値の高いDDS事業のレンタル・サブスクリプションサービスの売上が堅調。人件費・営業活動費増加。
3153 八洲電機(2Q)
2Qは増収増益。2Q単独でも増収増益。経常利益の進捗率は29%ほど。4Q偏重。
プラント、産業・設備事業で大型案件の進捗順調。
6488 ヨシタケ(2Q)
2Qは増収増益。2Q単独でも増収増益。経常利益の進捗率は59%ほど。
北米地域向け販売不調、中国向けの販売好調。海外子会社は当期より連結。生産の効率化、工数低減やコスト削減を徹底で利益増。
2689 オルバヘルスケア(1Q)
1Qは増収減益。経常利益の進捗率は11%ほど。3Q偏重。
全セグメント増収。給与ベースアップ、システム投資などで減益。
1.99%の自社株買い(ToSTNeT-3)完了。
配当方針変更。数値目標はないが、減配しない方針&還元姿勢明確化。
株主優待変更。最低でも1年以上の保有が必要に。
2782 セリア(2Q)
2Qは増収減益。2Q単独でも増収減益。経常利益の進捗率は48%ほど。
既存店売上高はマイナスで推移。円安や原材料コスト上昇で原価上昇。
2914 JT(3Q)
3Q決算は増収増益。3Q単独でも増収増益。
たばこ事業はプライシング効果とシェア伸長で好調。コスト増化・円安・数量減少などをカバー。
通期上方修正。
3079 DVX(2Q)
2Qは減収減益。2Q単独でも減収減益。経常利益の進捗率は42%ほど。
不整脈・虚血事業とも不調。
半期予想修正。売上減、利益増。販売費・一般管理費の一部に執行の遅れ。
3388 明治電機工業(2Q)
2Qは増収増益。2Q単独でも増収増益。経常利益の進捗率は43%ほど。
3666 テクノスジャパン(2Q)
2Qは増収増益。2Q単独では増収減益。経常利益の進捗率は59%ほど。
全セグメント増収。
3836 アバント(1Q)
1Qは増収増益。経常利益の進捗率は18%ほど。2・3Q偏重。
全セグメント増収だが、DX事業が特に好調。人件費・外注費・開発費用増加。グループ再編費用なくなる。
4318 クイック(2Q)
2Qは増収増益。2Q単独でも増収増益。経常利益の進捗率は82%ほど。1Q偏重。
建設・製造・医療・福祉など採用ニーズ旺盛。コロナ収束に伴いコールセンタースタッフの派遣ニーズ減少。看護師・保育士派遣順調。
4718 早稲田アカデミー(2Q)
2Qは増収増益。2Q単独でも増収増益。経常利益の進捗率は52%ほど。
塾生数は小学部が増加牽引。ICT活用で業務効率化。給与水準大幅な引き上げ。広告宣伝費・販売促進費等の一部執行を下期へ変更。
配当予想変更。期末10円増配。
直近で半期利益上方修正の開示済。
6454 マックス(2Q)
2Qは増収増益。2Q単独でも増収増益。経常利益の進捗率は60%ほど。
インダストリアル機器好調。エアコンプレッサ・ドライファン・ツインタイアとその消耗品など伸長。円安恩恵。
通期上方修正&増配。
6870 日本フェンオール(3Q)
3Qは増収増益。3Q単独では減収増益。
受注高減。製品自主回収により製品改修関連損失引当金を特損計上。
通期下方修正。
7466 SPK(2Q)
2Qは増収増益。2Q単独でも増収増益。
サプライチェーン全体で販売価格見直し。受注残解消徐々に進む。タイ子会社を連結。
直近で上方修正の開示あり。
7504 高速(2Q)
2Qは小幅増収増益。2Q単独でも増収増益。経常利益の進捗率は52%ほど。
7893 プロネクサス(2Q)
2Qは増収増益。2Q単独でも増収増益。1Q偏重。
シネ・ホールディングス、シネ・フォーカス子会社化。株主総会招集通知は印刷ページ数が減少も、株主数の増加・価格改定・新サービス受注により増収。仕組み債の起債なくなる。
9795 ステップ(4Q)
本決算は増収減益。4Q単独でも増収減益。着地で2円増配。
大学・高校の合格実績堅調。小中学生・高校生とも生徒数増加。教師、スタッフへ特別賞与支給。
今期予想は小幅増収増益。
6.13%の自社株買い発表(24年9月まで)。
9882 イエローハット(2Q)
2Qは小幅増収減益。2Q単独では減収減益。経常利益の進捗率は36%ほど。
コロナ禍の反動でバイク関連に陰り。減価償却費の増加。人件費等店舗運営コスト上昇など。
9991 ジェコス(2Q)
2Qは増収増益。2Q単独でも増収増益。経常利益の進捗率は50%ほど。
採算性向上、物件着工が順調に進捗。資産売却増、売却価格の上昇など。
半期・通期上方修正と増配は直近で開示済。
8803 平和不動産(2Q)
2Qは増収増益。2Q単独でも増収増益。経常利益の進捗率は80%ほど(不動産)。
前期取得の2物件が賃貸収益貢献。空室の埋め戻しで賃貸収益増加。販売用不動産の売却も増加。
6623 愛知電機(2Q)
2Qは減収減益。2Q単独でも減収減益。
電力機器事業は堅調、回転機事業は建物空調圧縮機用モータの受注低迷。
半期・通期ともに業績予想変更。通期では減収減益。
2892 日本食品化工(2Q)
2Qは増収減益。2Q単独でも増収減益。1・2Q偏重。
製品価格の適正化が進捗。澱粉以外の3部門は販売数量も増加。サニーメイズを関連会社から除外。
通期上方修正&増配。
8566 リコーリース(2Q)
2Qは増収減益。2Q単体は増収増益。経常利益の進捗率は56%ほど。
コロナ関連レンタル特需の反動減を、サービス及びリース&ファイナンス事業の伸長により吸収。
取引先であるガイアとその関連会社2社が民事再生手続開始を申立。3社合計で約55億円分の債権あり。すでに必要額は引当済み。
4658 日本空調サービス(2Q)
2Qは増収増益。2Q単独でも増収増益。経常利益の進捗率は41%ほど。4Q偏重。
5185 フコク(2Q)
2Qは増収増益。2Q単独でも増収増益。経常利益の進捗率は35%ほど。
原材料費や燃料費の上昇を合理化や売価反映等により吸収。固定資産売却益、退職給付制度終了益の剥落あり。
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