2024年7月12日開示分の決算メモ。
優待廃止&配当政策変更のE・J、自己株消却のサカタのタネ、上方修正の良品・ビックカメラなど。
個人的にウォッチしてる&気になった銘柄のみ。
3387 クリエイトレストランツ(1Q)
1Qは増収減益。経常利益進捗率は30%ほど。
外食は総じて好調。人手不足には生産性向上や「適正な人員配置」で対応。実質賃金マイナスで消費が二極化。
3046 ジンズ(3Q)
3Qは増収増益。3Q単独でも増収増益。経常利益進捗率は81%ほど。
国内・海外ともに好調。国内はオプションレンズなど好調で単価上昇。季節製品も堅調。国内は出店20、退店3。海外は出店15、退店6。
7607 進和(3Q)
3Qは減収減益。3Q単独では増収減益。経常利益進捗率は72%ほど。
日本は前年度の好採算プロジェクトの反動あり大幅減益。米州は日系メーカー向けの売上堅調で2桁の増収増益。
7879 ノダ(2Q)
2Qは減収減益。2Q単独でも減収減益。着地で半期下方修正。
住宅着工件数低迷で建材等の販売減少。原材料高でコスト増も、需要低迷で価格転嫁遅れ。繰り延べ税金資産の一部を取り崩し。
2153 E・J(4Q)
本決算は小幅減収減益。4Q単独でも減収減益。
受注・受注残ともにやや増。手持ち案件の消化進むも、一部で工期延伸あり。発注単価見直し。DX投資に伴うランニング費用増。
今期予想は増収増益。受注環境は好調継続と想定。賃上げ等のコスト増は生産性改善と支出抑制で対応。
前期で株主優待廃止。配当政策変更。DOE3%以上目安に加え、累進配当導入。
3073 DDグループ(1Q)
1Qは増収減益。経常利益進捗率は32%ほど。
飲食・アミューズメント好調。人流回復、不採算店舗閉鎖推進など。ホテル・不動産は一棟貸などのコロナ特需終了で減収減益。
株主優待変更。電子チケットへ。お米券選択不可に。年一回から二回へ。200株以上など区分細分化。額面では大幅拡充。
3087 ドトール日レス(1Q)
1Qは増収増益。経常利益進捗率は32%ほど。
日レス・ドトールともに増収増益。出店19。
3円増配。
6076 アメイズ(2Q)
2Qは増収減益。2Q単独でも増収減益。経常利益進捗率は52%ほど。
宿泊・飲食ともに好調だが、原材料価格・人件費かま上昇し減益。
1377 サカタのタネ(4Q)
本決算は増収減益。4Q単独でも増収減益。着地で増配。
主力の国内・海外卸は好調。人件費を中心にコスト増。
今期予想は増収増益。想定為替レートは1ドル=150円、1ユーロ160円。ブラジル子会社の洪水被害織り込み。
2.11%の自己株消却発表(7月26日)。
3048 ビックカメラ(3Q)
3Qは大幅増益。3Q単独でも大幅増益。
海外向けのプロモーション功奏し、免税売上はコロナ前を超える。
通期上方修正&増配。
3198 SFP(1Q)
1Qは増収増益。経常利益進捗率は29%ほど。
インバウンドなど観光需要堅調。出店1、退店2。
3201 ニッケ(2Q)
2Qは小幅減収増益。2Q単独でも減収増益。経常利益進捗率は44%ほど。
繊維は円安等コスト上昇で利益減。人と未来開発は通信・新規サービス分野縮小で売上減。それ以外は総じて好調。
3892 岡山製紙(4Q)
本決算は大幅増益。4Q単独では小幅増収増益。
主力の板紙は価格改定で利益増。美粧段ボールも赤字縮小。
今期予想は大幅減益。
6044 三機サービス(4Q)
本決算は増収増益。4Q単独でも増収増益。
前期に始まったトータルメンテや空調設備改善工事が堅調。人的投資拡大でコスト増。
今期予想は増収増益。人材育成→内製化推進。
6432 竹内製作所(1Q)
1Qは増収増益。経常利益進捗率は31%ほど。
販売台数減も、値上げと円安により増収。23年9月稼働の青木工場の労務費や償却費こなす。受注高・受注残高増。
7453 良品計画(3Q)
3Qは大幅増益。3Q単独では増収増益。
日本はスキンケア、日用雑貨など堅調。価格改定進む。海外は円安追い風。
通期上方修正。
7599 IDOM(1Q)
1Qは増収増益。経常利益進捗率は22%ほど。
適切な価格設定により台当たりの粗利堅調。小売り付帯収益も増。広告宣伝費・人件費増。
8908 毎日コムネット(4Q)
本決算は減収増益。4Q単独では増収増益。
総管理戸数増。太陽光発電施設でケーブル盗難被害。コロナ収束で学生生活ソリューションも好調。
今期予想は増収増益。不動産販売タイミングの関係で、上期は大きく減益の予想。
9647 協和コンサルタンツ(2Q)
2Qは増収増益。2Q単独でも増収増益。経常利益進捗率は83%ほど。2Q偏重。
主力の建設コンサルは増収増益受注増。防衛省等の複数年の大型案件を複数受注。
3645 メディカルネット(4Q)
本決算は増収減益。4Q単独でも増収減益。
メディアプラットフォーム・医療機関経営支援は堅調。人件費増加、医療BtoBの利益率低下で減益。のれん・固定資産の減損あり。
今期予想は大幅増収増益。クラウドインテグレーション以外の3事業は増収増益見込み。
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