2024年5月7日開示分の決算メモ。
新中計開示の新明和・中部飼料、減収減益予想の任天堂など。
個人的にウォッチしてる&気になった銘柄のみ。
7224 新明和工業(4Q)
本決算は増収増益。4Q単独でも増収増益。着地で増配。
その他を除く全セグメントで売上増。価格改定効果あり。受注高・受注残高も増加。
今期予想は増収増益。コストアップを特装車の生産回復と価格改定効果でカバーする想定。
新中計開示。2027年3月期に売上高3200億、営業利益180億、DOE3%程度目標。
9768 いであ(1Q)
1Qは増収増益。経常利益進捗率は39%ほど。(1・2Q偏重)
主力の環境・建設コンサルは堅調。受注高・受注残高減。
2902 太陽化学(4Q)
本決算は増収増益。4Q単独では減収減益。
全セグメント増収増益。
今期予想は小幅増収増益。
7466 SPK(4Q)
本決算は増収増益。4Q単独では増収減益。
全セグメント増収。円安恩恵。
今期予想は増収増益。次期中計作成中。
1723 日本電技(4Q)
本決算は増収増益。4Q単独では減収減益。
受注増。空調計装関は工場関連、首都圏・地方都市再開発の大型新設物件など好調。産業システムは電気工事や産業用ロボット関連工事が減少し不調。
今期予想は増収減益。人的・DX関連投資による大幅な経費増を見込むが、事業採算性の改善でカバーする想定。
7974 任天堂(4Q)
本決算は小幅増収増益。4Q単独では減収減益。着地で増配。
ハード・ソフトともに販売量減少。デジタル売上好調。マリオ映画公開効果あり。円安追い風。受取利息増。
今期予想は減収減益。想定為替レートは1ドル140円、1ユーロ155円。
6062 チャームケア(3Q)
3Qは増収増益。3Q単独でも増収増益。経常利益進捗率は57%ほど。(偏重あり)
介護・不動産ともに好調。ホーム入居率は高水準をキープ。人員の効率化進む。
1333 マルハニチロ(4Q)
本決算は増収減益。4Q単独では増収減益。着地で増配。
食材流通好調、価格改定効果で増収。北米のスケソウダラ市場軟調、タイのペットフード不調など響き減益。
今期予想は増収増益。
1967 ヤマト(4Q)
本決算は増収減益。4Q単独では増収増益。
不採算工事発生。受注高・繰越高増。
今期予想は増収増益。
2924 イフジ産業(4Q)
本決算は増収増益。4Q単独では減収減益。
棚卸資産評価損の計上で売上原価が増加。価格改定効果あり。
今期予想は減収増益。
4262 ニフティライフ(4Q)
本決算は増収増益。4Q単毒でも増収増益。
ニフティ不動産好調。ジラフ社連結寄与。費用の後ろ倒しあり。
今期予想は増収増益。
4746 東計電算(1Q)
1Qは小幅減収増益。経常利益進捗率は23%ほど。
主力の情報処理・ソフトウェアは開発・ファシリティ不調もシステム運用堅調で減収増益。
5393 ニチアス(4Q)
本決算は増収増益。4Q単独では増収増益。
プラント向け工事・販売、自動車部品が好調。
今期予想は小幅増収増益。半導体の需要回復見込む。
5411 JFE(4Q)
本決算は減収増益。4Q単独でも減収増益。
主力の鉄鋼は減収増益。販売価格改善、固定費削減など。
今期予想は小幅増収増益。土木建築分野などは人手不足や資材高騰による需要先送りは継続、中国の不況による輸出増加で市況停滞など想定。
6853 共和電業(1Q)
1Qは増収増益。経常利益進捗率は54%ほど。(1・4Q偏重)
汎用品受注残の生産停滞解消、特注品・システム製品の自動車衝突試験システム関連が増加。受注高増・受注残高減。
9324 安田倉庫(4Q)
本決算は増収増益。4Q単独でも増収増益。着地で増配。
物流好調。不動産は賃貸増加だが工事減少。
今期予想は増収増益。既存施設の収益力向上、新規施設の稼働、輸配送ネットワークの拡充など想定。
9831 ヤマダ(4Q)
本決算は減収減益。4Q単独でも減収減益。
生活防衛意識の高まり、巣ごもり需要の反動、レジャーなど外出目的の分散など向かい風。住宅事業で拠点統廃合のため機会ロス発生。人件費・広告宣伝費・設備投資など増。
今期予想は増収増益。
2053 中部飼料(4Q)
本決算は減収増益。4Q単独でも減収増益。
畜産飼料の販売価格下落、みらい飼料連結除外も原材料ポジション大幅改善により増益。
今期予想は減収増益。飼料価格安定基金負担金の増加(13億)、エネルギー価格の高止まり、減価償却費の増加など見込む。
新中計開示。2027年3月期に経常利益70億、DOE3%目標。
7565 萬世電機(4Q)
本決算は増収増益。4Q単独では減収増益。着地で増配。
電子デバイス・情報通信機器が好調。
今期予想は非開示。ルネサスエレクトロニクス社製品の取扱終了の影響を精査中。
8173 上新電機(4Q)
本決算は小幅減収増益。4Q単独では減収減益。
コロナ反動、物価高により消費冷え込み、レジャー支出増など厳しい。出店2、退店4。
今期予想は増収増益。
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