2023年8月10日開示分の決算メモ(1/2)。
上方修正&増配のトラスコ中山、サンセイランディック。自社株買いのニチリン、中計下方修正のサンネクスタなど。
個人的にウォッチしてる&気になった銘柄のみ。
6294 オカダアイヨン(1Q)
1Qは増収増益。売上・利益は過去最高。経常利益進捗率は32%ほど。
国内は、ケーブルクレーンの前期の特需減少を他機種でカバーし増収。統合したOkada Midwest,Inc.が売上寄与。
6542 FCホールディングス(4Q)
本決算は小幅増収増益。受注高・売上高・経常利益・純利益すべて過去最高。国内堅調で海外の赤字をカバー。
今期予想は小幅増収増益。受注活動順調。
4093 東邦アセチレン(1Q)
1Qは増収増益。経常利益進捗率は26%ほど。
ガス関連は価格改定浸透。器具器材関連も順調。
7264 ムロコーポレーション(1Q)
1Qは増収増益。黒転。経常利益進捗率は66%ほど。営業利益では40%。
部品調達難改善。価格転嫁進む。為替差益大。
8281 ゼビオ(1Q)
1Qは増収減益。経常利益進捗率は33%ほど。1・3Q偏重。
行動制限の解除により消費が多様化。人件費・設備投資増加。出店20、閉店12。
9830 トラスコ中山(2Q)
2Qは増収増益。通期上方修正、増配。
価格改定前に仕入れた在庫商品を改定価格で販売。前期の臨時賞与の反動、物流機器の減価償却費が減少など。運賃荷造費や修繕費などは想定下回る。
配当政策変更。連結配当性向25%は変わりないが、減益の場合は減価償却の一部を加味して配当するなど追記。
9869 加藤産業(3Q)
3Qは増収増益。経常利益進捗率は85%ほど。
外食関連需要の回復。Nam Khai Phu Service Trading Production子会社化。
9956 バロー(1Q)
1Qは小幅増収増益。経常利益進捗率は27%ほど。
ハローの既存店売上高好調。タチヤ・八百鮮の出店寄与。
3830 ギガプライズ(1Q)
1Qは増収増益。経常利益進捗率は25%ほど。
集合住宅向けISPサービス提供戸数順調増。イニシャル・ランニング収益も増加。
4390 IPS(1Q)
1Qは減収減益。経常利益進捗率は29%ほど。
前期の国際通信回線のIRU契約の反動減あり。人間ドック・検診センタ-開院。為替差益6億。
4783 日本コンピュータ・ダイナミクス(1Q)
1Qは増収増益。経常利益進捗率は18%ほど。
全セグメント増収増益。IT系は順調。駐輪場回復傾向、料金改定、業務委託の内製化進める。
6178 日本郵政(1Q)
1Qは小幅増収増益。経常利益進捗率は28%ほど。
郵便は赤字転落、ゆうちょ横ばい、かんぽはやや回復。有価証券評価損850億計上。
6463 TPR(1Q)
1Qは増収増益。経常利益進捗率は16%ほど。
日本好調、アジアはやや減。ファルテックは増収増益。原価低減活動と原材料・エネルギー高の価格反映進む。
3504 丸八ホールディングス(1Q)
1Qは増収増益。半期・通期とも上方修正。
販売員減員。人件費の減少・その他の経費の圧縮で利益増。
7444 ハリマ共和物産(1Q)
1Qは小幅増収減益。経常利益進捗率は25%ほど。
衛生用品や日用消耗品の販売量は低下した一方、外出関連商品の販売が拡大。賃金の上昇・採用費の拡大・光熱費の高騰などで販管費が増加。
3277 サンセイランディック(2Q)
2Qは大幅増収増益。通期予想を上昇修正。1円増配。
底地・居抜きの販売が計画を上回り堅調に推移。仕入高・棚卸高も堅調増。
7348 コンドーテック(1Q)
1Qは増収増益。経常利益進捗率は22%ほど。3Q偏重。
価格転嫁進む。運賃や人件費の増加を増収効果で吸収。
2124 JACリクルートメント(2Q)
2Qは増収増益。経常利益進捗率は54%ほど。
国内人材事業好調。注力している大型複数成約60%増と好調。エグゼクティブと地方領域も20%増。
5184 ニチリン(2Q)
2Q決算は増収増益。経常利益進捗率は64%ほど。
半導体等部品の供給改善による販売回復、円安でおおむね全地域で好調。
1.28%の自社株買い発表(23年12月)。
8802 三菱地所(1Q)
1Qは減収減益。経常利益進捗率は19%ほど。4Q偏重。
前期1Qで計上した海外の大型キャピタルゲインの剥落。空室率は低位で推移。ホテル・アウトレット改善。
2993 長栄(1Q)
1Qは減収減益。経常利益進捗率は30%ほど。
前期の大型不動産売買案件の仲介収入の反動あり。賃貸事業は増収増益。
4247 ポバール興業(1Q)
1Qは減収減益。経常利益進捗率は13%ほど。
ディスプレイ業界向けの研磨部材が減少、食品向け機械の販売が堅調。
9035 第一交通産業(1Q)
1Qは減収減益。経常利益進捗率は13%ほど。
前期の竣工前完売物件の反動あり。タクシー・バスは回復傾向。運賃改定。
7990 グローブライド(1Q)
1Qは減収減益。半期・通期ともに下方修正。
コロナ収束で他のレジャーへ消費が多様化。円安で輸入仕入れ費用増加。
1417 ミライトワン(1Q)
1Qは増収増益。経常利益進捗率は低いが4Q偏重。
グリーンエネルギー関連、建築、土木、LAN工事などが増加。受注1割増。
1951 エクシオグループ(1Q)
1Qは増収減益。経常利益進捗率は低いが4Q偏重。
通信キャリア不調、都市インフラ・システムソリューション好調。受注高1割増。
8945 サンネクスタグループ(4Q)
本決算は小幅減収減益。前期に発生した委託解約の影響。全日総管理が連結対象子会社から外れるなど。1円増配。
今期予想は増収減益。事業所の移転を前倒しで実施する計画。投資効果の遅れも見込む。
中計大幅下方修正。2025年6月期売上高120億・営業利益21億→売上高100億・営業利益10億。コロナ影響で新規受注停滞・一部企業の受託先、受託内容見直しなど発生。
7368 表示灯(1Q)
1Qは小幅減収増益。経常利益進捗率は20%ほど。
ナビタ堅調。アド・プロモーションは広告需要回復傾向。サインは開発コスト増大。
9467 アルファポリス(1Q)
1Qは増収増益。売上・利益は過去最高。経常利益進捗率は23%ほど。1Qは例年やや低い。
刊行点数の大幅増加。サイトのユニークユーザーは巣ごもり需要の反動から回復傾向。人員拡充進む。
5121 藤倉コンポジット(1Q)
1Qは小幅減収減益。経常利益進捗率は29%ほど。
スポーツ用品が好調でほかの不調をある程度カバー。カーボンシャフトの販売・OEM受注好調、ハイキング・トレッキング市況回復。
6574 コンヴァノ(1Q)
1Qは増収増益。黒転。経常利益進捗率は28%ほど。
来客数は過去最高。価格改定、高単価デザインにより単価は上昇傾向。出店4、移転1。
2221 岩塚製菓(1Q)
1Qは増収増益。経常利益進捗率は14%ほど。2Qに旺旺からの配当収入あり。
定番品主体に販売堅調。製造原価高止まりも燃料費や労務費の低減原価低減効果で相殺。
3443 信和(1Q)
1Qは減収減益。経常利益進捗率は13%ほど。
くさび型足場は前期の販売価格改定前の駆け込み購買の反動あり。次世代足場は堅調。製品価格の高騰により、仮設資材をレンタルで調達する流れが継続。
3688 CALTA(2Q)
2Q決算は減収減益。通期下方修正。
予約型広告が想定以上に落ち込み。広告宣伝費は減少、⼈件費増加。販売管理費の削減効果が本格化するのは来期以降。
6405 鈴茂器工(1Q)
1Qは増収減益。経常利益進捗率は12%ほど。
国内堅調。ウクライナ情勢の影響を受ける欧州は設備投資計画の中止や延期等あり。荷造運送費は減少したが、人件費、新本社の賃借料、旅費交通費、製品開発投資など増加し減益。
7253 アールビバン(1Q)
1Qは増収増益。経常利益進捗率は55%ほど。
高額美術品の販売増加。フィットネスは依然厳しい。
6379 レイズネクスト(1Q)
1Qは増収減益。経常利益進捗率は11%ほど。2・4Q偏重?
受注高・完成工事高増。前期より好採算案件減少で減益。
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